オーガニックな注文住宅・家事がしやすい家とは
兵庫県で注文住宅を建てている会社のサイトをいくつか見ましたが、「オーガニックハウス」という言葉に興味をひかれました。
オーガニックというと、有機農法野菜がすぐ思い浮かんだので、はじめ「自然素材にこだわった家をそう呼んでいるのかな?」と思いました。
たしかに素材にもこだわっているようですが、これは有名な建築家の有機的建築思想を受け継いだものだそうです。
簡単にいうと、「建物全体がまるで一つの生命体であるような一体感をもつ建築」。
環境に自然に溶け込み、光の変化や四季のうつろいまで感じられる採光、意味のない装飾ではなく人間にとって心地よい機能とひとつになった空間、などがその特徴だそうです。
この巨匠がもし今も日本で設計していたら…と想定して、実際に彼の愛弟子であった建築家と日本のスタッフとの協力により、作られているのだとか。
最初に思っていたよりも、かなり深遠なコンセプトに基づいたシリーズのようで、やはりこの巨匠の建築が美しいままでいくつも現存している、兵庫県ならではの注文住宅なのかもしれないですね。
兵庫県で注文住宅を作るある会社のサイトには、家づくりやリフォームをする上でのコツが書いてありました。
その中に、「家事をしやすいことは大事」とありました。
独身の学生さんや会社員で、家にいる時間が短くて外食が多いというような人は別かもしれませんが、やはり家事の効率というのは大事ですよね。
そのためのポイントとしては、まず「収納スペースがしっかりあること」。
これは、言われなくても皆さん知っている方が多いでしょうね。
ここで大事なポイントは、「全ての部屋に充分な収納ができること」だそうです。
次に、「水周りの動線がスムーズであること」。
そして脱衣所、洗濯機、物干し場が近いということも大事なポイントだとか。
また、「キッチンが明るく居心地がいいこと」。
夏の暑さや冬の寒さにあまり影響を受けない、快適なスペースであることも大事だそうです。
そうでないと、長い時間そこで作業をするのがおっくうになりますよね。
四つ目は、「掃除がしやすいこと」。
こみいった間取りになっていたり、段差があったりすると、掃除がしにくいですよね。
また、高い天井や大きな窓ガラスなどは、デザインとしては素敵ですが、電球の交換や掃除などの時は大変なことでしょう。
どうしてもそこにこだわりたければ、業者さんの手を借りるなどの方法もありますが…。
注文住宅を作るときは、こういうことを気に留めておくといいのですね。